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ドラマ「マークスの山」最終話

連続ドラマW「マークスの山」オリジナルサウンドトラック今日は寝不足です。F1 最終戦を遅くまで観ておりました。個人的にはアロンソを応援していたのですが、残念でした。シューマッハがあんなところでスピンしなければ、セーフティーカーが入ることもなかったし、タイヤ交換のタイミングで遅いクルマに詰まることもなかったでしょう。勝負の世界に「たられば」はないんですけれどもね。
さて、「マークスの山」最終話ですが、小説を読んだことのあるものにとっては、突っ込みどころ満載でした(僕がいちいち文句を言うので、脇で一緒に観ていた妻が怪訝な顔をしていました)。ドラマなので仕方のないところと割り切らないといけないのでしょう。そう考えても、裕之が独りで北岳に登る必然性はないように感じます。真知子が生きていることを彼は知っているのですから。自分が死刑になることを自覚していたのでしょうか。いろいろ考えてみますけれど、納得がいきませんね。ただ、裕之が山に登らないと話が終わりませんから、理由付けをきちんとしてくれていたらなぁと残念に思いました。
裕之が山頂で生きていたのは予想通りでした。あっけなく死んでしまいましたけれど、彼が助かるというパターンはやはりあり得なかったのですね。その代わり真知子のお腹に彼の子供がいたというのにはびっくりはしましたが、ドラマとしてはこういうのもありなのかと……。
ともあれ、人物像が原作とかなり違うのでドラマの展開、あるいは演出はああなってしかるべきだったのかと思います。原作を読んでいない妻は面白かったと言っておりましたし、ドラマは別物と考えればよいのですから。
ところで、来週からは「幻夜」です。深田恭子の頑張りに期待しましょう。その前に本を読んで予習しましょうか。