EOS Kiss の新機種が出たようです、というか出るという発表が Canon からありました（キヤノン：ニュースリリース）。Canon のサイトを見ると、EOS デジタルのラインアップが揃いも揃ったり、すごいことになっています。一応スペックの確認をしてみましたが、愛機 60D が負けているのは重量くらいのものでした（軽けりゃいいってもんでもありませんが）。
Kiss X5が出るに当たっての心配は画像エンジンがどうなるかということでしたが、DIGIC 4 そのままでした。DISIC 5 だったら、卓袱台をひっくり返すところですが、Canon もそこら辺はさすがにわかっているようです。X5 は X4 に 60D と同じバリアングル液晶を組み込んで、「シーンインテリジェントオート」というプログラムオートを加えたもののようです。「シーンインテリジェントオート」はちょっと面白そうですが、コンデジの客層の取り込みという魂胆が丸見えです。カメラ任せできれいな写真が簡単に撮れてしまうのも面白みにかけるような気がしますが、それはそれでいいのかもしれません。でもやっぱり僕なんかは写真を自分の意思（あるいは意図）で撮っているという感覚が欲しいですね。
これで、このところの 60D および 7D の品薄、価格上昇の原因がはっきりしました。それにしても X50 の価格がどれくらいになるかは興味深いです。滅茶苦茶安かったらサブ機に手が出そうになるかもしれません（たぶん、買いませんけど）。
