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太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫)森見登美彦の「太陽の塔」を読み始めました。
書店に行ったらこの本の帯がどうしても気になったので手にとってみたら、「夜は短し歩けよ乙女」の森見登美彦ではありませんか。読まなくてはいけないでしょうと、すぐにレジへ。
ちょっと癖のある文体ですが、もう慣れてしまったのでどうってことありません。かなり面白いです。
妻に拾ってもらうまで、失恋続きの人生を送ってきましたので、主人公の気持ちが痛いほどよくわかります。というより、当時の自分を思い出して心が痛みます。なんというか想い出として整理したはずの感情が掘り起こされるような、そんな感じです。モテ男の方にはわからないでしょうね……。ひがんでもしょうがないのですけれども。まぁ。ゆっくり、いろいろ考えながら読んでおります。