読書量が増えてきました。他の趣味が滞っているせいもありますが、読みたい本がたくさんあるのです。寸暇を惜しんで読んでいます。やはり読書の秋ですね。ただ、食欲の秋は抑制しないといけません……。
「花まんま」はほぼ 1 日で読み終わり、「わくらば日記」を読み始めました。このお話しも僕の少年時代を想起させる時代設定です。
ちょっと横道にそれて……。
最近、昭和 30 〜 40 年代を時代背景にしたエンターテイメント作品がよく見受けられるようになっているように思います。昨年だったか、一昨年だったか、映画になった「20 世紀少年」もそうでしたし、「3 丁目の夕日」なんてのもそうでしょう。この時代にノスタルジーを感じる世代（僕らくらいか、あるいは少し上の世代）が、こういった娯楽作品のプロデューサーだったり制作者だったりで、実権を握っているのでしょう。ですから、テレビの懐メロ番組なんかがちょうどツボになりました。子供の時はこういった懐メロ番組が大嫌いでしたが、親は喜んで観ていましたね。ちょうどその順番が我々に回ってきただけのことです。あと、2、30 年すれば子供たちが懐かしく思う番組ばかりになるのでしょう。
さて、朱川湊人の作品をまた買って来ましょう。お気に入りになってしまいました。次はどれにしましょうか。
