my Hobby Life is Going On

趣味に没頭する毎日の記録

読書三昧

冷血(下) (新潮文庫) 今日も見事な天気です。雲一つありません。こういう日の朝は冷え込むことが多いのですが、なぜか今日は暖かったです。
 「八月は冷たい城」はすぐに読んでしまいました。犯人も予想通り。特に驚きもなく淡々と読みました。「七月に流れる花」のほうがわけが分からなくて面白かったかもしれません。設定の特異さが面白さの肝だったのでしょう。
 紹介している本は昨日の「冷血」の下巻ですが、高村薫も結構読んでいます。特に初期の作品は繰り返し読みました。「リヴィエラを撃て」と「神の火」は何度読んだかわからないくらいです。「晴子情歌」あたりから文体の難易さに挫折してしまったのですが、余裕のある時に読んでみたいとは思っています。