黄金を抱いて跳べ

昨夜からの雨は今のところ小康状態です。午後からは落ち着くのではないでしょうか。
さて、昨夜、借りてきた『黄金を抱いて跳べ』の DVD を観ました。映画館に行って観たかったのですが、時間がとれず観ていなかったのです。感想ですが、高村薫の重厚で緻密な文章を 2 時間足らずの枠に収めてしまうのは、やはり無理があるようなが気がしました。原作を全く読んでいない妻 C 氏が問題なく見れていましたから、ストーリィの破綻はなかったようですけれど、私としては物足りなさを感じました。エンディングは白黒つけすぎのような気はします。配役は◎です。妻夫木聡もそんなに背が低いわけではないのですが、他の人たちが背が高すぎて小さく見えたのと、爺ちゃんの配役は細めの人のほうがよかったかなというのがちょっとマイナスです。でも、皆さん演技力のある人たちばかりなので問題なしです。