60Dを購入してから、撮った写真がついに 10,000 枚に到達して、ファイル名に付くナンバーが一巡してしまいました。フィルム時代とは感覚が違うとはいえ、ずいぶんシャッターを切ったものです。半分は AEB のせいですが、ピンボケやフレームアウトの残す価値のないものばかりです。整理をしなくてはと思っていますが、それもまた大変です。ただ、このままだと HD があふれ返ってしまうのは目に見えていますから、何とかしないといけません。外付けのハードディスクを購入しようかと考えているところです。
写真はクサギ（臭木、Clerodendrum trichotomum）の花です。すでに、実がなっている木もありますが、写真の木は日当たりが悪いところのだったので、少し遅いのかもしれません。臭いがするのは葉っぱだけなのに、かわいそうな名前が付いています。花は可愛らしくよい匂いがするので、大型の蝶が好んで吸蜜に来るようです。撮影したのとは別の木ですが、スズメガ（たぶん、スカシバ）がホバリングしながら吸蜜していました。実も鳥が好んで食べるそうです。その種子は鳥に運ばれていろんな場所で発芽するらしく、藪から林に遷移していくときの先駆植物になるそうです。Wikipedia からの受け売りですが、調べて感心したのでここに書いた次第です。
